本文へジャンプ                                                            消費と生活は、昭和41年(1966年)創刊の消費者総合雑誌です。
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   消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)創刊。2021年10月、55周年を迎えました。
  ㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰でベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
                            
最新号 
2024年3月1日発行号 No376
       
      表紙贅沢な座り心地のプラネットシートの 「プラネタリアYOKOHAMA」(横浜市)


〈グラビア〉
生団連、初のシンポジウム/ ACAP新春講演会&賀詞交歓会/消費者教育研究会を開催/容器包装
3R 近未来の資源循環を考える/チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム
〈特集〉
ワイド特集 消費者団体訴訟制度の近況と課題 編集部
災害後の詐欺、窃盗、悪質商法などの被害から身を守るには 多田文明
映像処理で騙すアンチエイジング通販商品のトラブル 深山智理
消費生活アドバイザー合格者名簿

〈商品特集〉
上質な空間を演出する消臭・芳香剤
いつも身近に置きたい文具を探しに行こう!
ランニングコストが安い省エネのエコジョーズ

〈連載〉
やぶにらみ社会学 254 小さな生演奏 足立則夫
消費者問題なう ロボコール 猪瀬 聖
コンシューマー・アイ 電気自動車への意向 谷村嘉彦
New York Now  クイーンメアリー号に乗ってカリブ海の船旅 楓セビル
消費者センターめぐり 236 日光市消費生活センター

〈消費者情報〉
「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテスト/令和五年度第四回消費生活意識調査/景品表示法で、ステルスマーケティングは不当表示に/能登半島地震関連 消費者ホットライン/消費者問題に関する「わたしの提言」表彰/全国消費生活相談員協会、110番報告書/東京インターナショナルギフト・ショー
〈話題〉
粒立つ!「もち×あま」ごはん 圧力をかけずに炊く炊飯器(三菱電機)
災害時の発電で貢献するLPガス
住宅めぐり カーボンニュートラルに向け住宅省エネ化に補助金
ミセスのカー研究 日本・カー・オブ・ザ・イヤー
暮らしの商品情報 発酵技術が生んだ新しい植物性ミルク/キューブタイプの革新的なパスタ用調味料/サクッとした食感の汎用性の高いふりかけ/かけるだけでごちそう レモン風味のタルタル/雪印メグミルクよりプラントベースフード発売/濃くて、旨くて、大満足!ノンアルレモンサワー
cinema 3月・4月公開の作品
BOOKSTALL
読者のひろば
羅針盤・編集後記

羅針盤(消費と生活のコラム)著作者人格権の尊重

 テレビドラマは、なかなかリアル視聴は難しいが、時間ができた時に見逃し配信で楽しんでいる。昨年、久々に続きが待ちどおしかったのが日本テレビ系の「セクシー田中さん」だった。 見た目がさえないアラフォーOLが実はベリーダンスをしているというストーリーで、主演の木南晴夏さんをはじめキャストそれぞれがぴったりで、男女のあり方、生き方に多くの示唆が散りばめられていた。続編も期待していたが、1月29日に原作者の漫画家の芦原妃名子先生が自殺という悲しいニュースを知った。
 ドラマで田中さんと相手役の男性が一緒になると期待していた視聴者が裏切られたと
脚本家をネットで責めた。すると、脚本家は最終二話の脚本を私は書いてない、苦い経験を次に生かしたい。どうか、今後同じことが二度と繰り返されないようにとインスタに書き込んだ。
 芦原先生は、自分の作品をこよなく愛していて(作家なら当然)、ドラマ化の話が来た時に、作品の世界を変えないでほしいという条件で承諾されたそうだ。
 ところが、上がってきたプロットや脚本は毎回大きく改変されていて、いちいち修正しなければならなかった。最終話から2話は、漫画でも描いていない部分なので、ご自身が脚本を書かれたという経緯をXに吐露された。
 それをきっかけに脚本家が攻撃され、思い悩んだのか、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と言い残し芦原先生は亡くなった。
 この件では様々な議論がされ、他の原作者からも意にそぐわない改変をされたつらい経験が多く語られた。また、作品が素晴らしくて人気になったのに、ドラマ化するのにテレビ局はなぜ改変するのかという批判も相次いだ。
 テレビ局、脚本家が都合の良いように作品の改変をしてきた慣習があることや原作者が著作者人格権を守られていない実態も明らかになった。「視聴者が喜ぶから」を大義名分としての改変だろうが、果たして本当にそうなのかもテレビ局には考えてほしい。
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