本文へジャンプ                                                            消費と生活は、昭和41年(1966年)創刊の消費者総合雑誌です。
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   消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)創刊。2024年10月、58周年を迎えました。
  ㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰でベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
    2025 年1 月28 日(火)、「OOC ファイル(アウトオープンコンビネーションンファイル)商標登録出願
    中」の記者発表会兼セミナーを新橋にて開催しました。

   
                            
         最新号 
2025年7月1日発行号 No384
     
                   表紙 「白良浜海水浴場」(和歌山県)

〈グラビア〉
消費者月間のシンポジウム/消費者支援功労者表彰/随意契約の備蓄米の販売広がる/未来の医療
を拓くiPS細胞/浜名湖が誇る新ブランド鰻「でしこ」
〈特集〉
ワイド特集 米の高騰を招いた原因は何だったのか? 編集部
証券口座乗っ取り事件で大きな被害に 多田文明
医療資源を消費者として考える 深山智理
〈商品特集〉
心身ともに元気に過ごそう!今の自分に合った栄養ドリンクでセルフケア
熱中症予防行動を実践 こまめに水分補給!汗をかいたら塩分も!
3/4以上が他人の家のニオイが気になる、消臭剤・芳香剤活用術
〈連載〉
やぶにらみ社会学 262 先を読みすぎた男 足立則夫
消費者センターめぐり 244  大阪市消費者センター
消費者問題なう チャットGPT 猪瀬 聖
コンシューマー・アイ 猫とわたし 坪根由美子
〈消費者情報〉
消費者被害・トラブル約8兆8千億円(消費者白書)/販売された米の第三者転売が禁止/イオン
とオゾンの空気清浄に課徴金/大手ホテル15社独禁法違反のおそれ/出産育児一時金の大幅な引上
げ/市販薬、コンビニで購入可能に/日本セルフケア推進協議会、事業計画を発表/ ACAP研究所、
高齢者対応研究会研究成果報告
〈話題〉
大阪・関西万博を十分に楽しむための攻略法
「消臭加工SEKマーク」でニオイ対策と清潔なくらしを((一社)繊維評価技術協議会)
安全性が確保されているLPガスボンベ
微細な気泡でお風呂も給湯も快適(リンナイ)
健康と感動をつなぐこだわりのオイルギフト(日清オイリオグループ)
住宅めぐり 「ザ・デザイナーズ グランツーユー」「デシオ・GXモデル」(積水化学工業住宅カンパ
ニー)
使いやすく、高性能なスリムタイプな冷蔵庫(三菱電機)
熱中症対策は水分+塩分補給が重要(ミドリ安全)
暮らしの商品情報 おいしさ実感キャンペーン/野菜が主役のおそうざいの素/さっぱりしたおい
しさ夏の塩スイーツフェア/寶 和リキュール「産地めぐり」〈宮崎ライチ〉/ふっくらおいしくご
飯が炊ける/子どもにも環境にも優しい顔用日焼け止め乳液
cinema 7月・8月公開の作品
BOOKSTALL
読者のひろば
羅針盤・編集後記

羅針盤(消費と生活のコラム)インバウンドから教わる日本の美徳

  二〇二四年の外国人観光客は約3,690人、過去最高となった。今年は大阪・関西万博もあるので、4千万人の大台に乗るかもしれない。インバウンド消費額は約8兆円で、観光関連業界は潤っているが、オーバーツーリズムや迷惑な外国人観光客のトラブルも増えている。
 いいことばかりではないが、来日した外国人がSNSで発信している日本の印象が押しなべて良いのは、うれしい。ラーメンや寿司、とんかつ、てんぷら、鮮度の良い刺身、コンビニの食べ物がおいしくて安いのに驚いていたり、接客が丁寧なことに感激したり、街並みがきれい、ゴミが落ちていない、トイレがきれいなどの清潔さや電車や新幹線が時刻通りに来る、コンビニが充実しているという便利さ、子どもだけで登下校する、夜女性が独り歩きする、自転車が盗まれないなどの治安の良さをほめる外国人も多い。
 落とした財布がそのまま帰って来た、道案内は目的地まで連れてきてくれたなど、日本人の正直さや親切心を称賛する声もある。
 あまりほめられてばかりだと気恥ずかしくなるが、食べ物がおいしいことや街やトイレがきれいなことや治安の良さ、正直や親切なこともそう教えられてきたので当たり前だという感覚があるが、実は世界では珍しいことらしい。
 ペリーが来航した時に日本人について礼儀正しく、秩序を重んじる、知的好奇心が強く、学習能力が高い民族で、美しく整った民族衣装(着物)と記しているので、今、外国人がほめてくれる気質は昔からあったのだろう。
 ただ、その外国人たちのSNSへの日本人の書き込みが気になる。「たまたまいい人に当たっただけ。みんながそうじゃない」「財布は戻らないことも多い」「治安はだんだん悪くなっている」「親切にしたくても警戒して嫌がる人も増えた」など。
 外国人からうらやましがられている日本人の美徳が少しずつなくなってきているのかもしれないが、これからも守ってほしいと思う。
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