本文へジャンプ                                                            消費と生活は、昭和41年(1966年)創刊の消費者総合雑誌です。
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   消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)創刊。2024年10月、58周年を迎えました。
  ㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰でベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
                            
            最新号 
2024年9月1日発行号 No379
 

            表紙 パリオリンピックの会場にもなった「グラン・パレ」(パリ市)

〈グラビア〉
消費者庁15年の歩みと未来への展望/消費者スマイル基金、消費者志向経営セミナー/食の安全・
監視市民委員会シンポジウム/日本セルフケア推進協議会、講演会/五感に訴える体感型展示会、
猛暑対策展
〈特集〉
創立15周年の消費者庁の実績と課題 編集部
給湯器の点検商法によるトラブル増加 多田文明
労働問題から見るカスタマーハラスメント 深山智理
〈商品特集
たまごをおいしく食べて健康寿命を延ばそう!
「料理ができる人はカッコいい」をサポートする 最新のガスコンロ
〈連載
やぶにらみ社会学 257 スマイルサッカー足立則夫
消費者センターめぐり 239 徳島市消費生活センター
消費者問題なう キャッシュレス 猪瀬聖
コンシューマー・アイ 推し活 平田陽子
〈消費者情報
変わる衣類等の洗濯表示/ chocoZAPに景品法違反措置命令/ 2023年度PIO-NET情報/ NACS、
ウィークエンド・テレホン報告/熱中症、7月の救急搬送者数は四万人越え/発泡スチロールの有
効利用率は92%/8月に集団食中毒が多発
〈話題
アルコール分3%なのにお酒を飲んだ満足感 タカラ「発酵蒸留サワー」(宝酒造)
主食と主催のワンプレートディッシュ(ニップン)
圧力をかけずに炊く「もち」×「あま」ごはん 低温調理の新機能搭載(三菱電機)
健康と美容に糖質コントロール(サラヤ)
防災食はローリングストックで 味にこだわった「キュウメイパン」(ミドリ安全)
水の供給にも活躍するLPガス
住宅めぐり 進化する太陽光発電
優れた特性で地球環境を守る発泡スチロール(発泡スチロール協会)
暮らしの商品情報 ドライクリスタル リニューアル/炊き込まず少量で作れる釜飯の素/ふんわ
り食感の使い切りお好み焼き粉セット/「torochi」第3弾モスバーガーとコラボ/いくつになって
もアクティブに過ごす/大事な服を虫から守るムシューダ
cinema 9月・10月公開の作品
BOOKSTALL
読者のひろば
羅針盤・編集後記

羅針盤(消費と生活のコラム)南海トラフ地震

 8月8日16時の日向灘の地震について南海トラフ地震関連解説情報が出されが、8月15日には、解除された。
 超巨大地震「南海トラフ地震」(マグニチュード8から9クラス)について、政府は「30年以内に70〜80%
の確率で起きる」と予測していたが、それが現実味を帯びて感じた人は多かったのではないだろうか?
 「南海トラフ」とは、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域をいう。
 南海トラフ地震の過去事例を見ると、宝永地震(1707年)では駿河湾から四国沖の広い領域で同時に地震が発生。隣接する領域で地震が続発した事例では、安政東海地震(1854年)の際には、その32時間後に安政南海地震(1854年)が発生した。昭和東南海地震(1944年)の際には、2年後に昭和南海地震(1946年)が発生するなど、その時間差にも幅があることが知られている。
 今回は、1週間で情報解除されたが、地形上、いつ地震が発生してもおかしくない地域だといえる。
 南海トラフ地震は、概ね100〜150年間隔で繰り返し発生しており、昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年)が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきているといわれている。
 また、南海トラフ巨大地震が発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性がある他、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定され、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10㍍を超える大津波の襲来が想定されているという。
 自分の地域は多分大丈夫だろうと楽観視している人もいるだろうが、9月1日の防災の日をきっかけに再度防災に対する意識を高めて、備蓄や避難所の場所を確かめるなどの準備をしておこう。
ま改めて考えてみたい。
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